2017年11月29日

毎日、実演販売中


 実に暖かい朝でした。工場でボイラーを使っているせいもありますが、生ぬるい気温のせいで、お店のショーケースが真夏のように曇っています。


 昨夜、出会った友人のスマホで、はじめてこの「表通りの隠れ家店」ブログをみました。きちんと他人様の機器でも見られているんだということを、不思議に思い、感慨深く感じました。

 これからもどうぞよろしくお願いします。



 「不老どら」」を作っていると、店内に良い香りが漂います。そして、お客様はガラス越しに見える工場での製造の様子をみて、「ああやって、一枚一枚手作りなのねぇ~~」と感想を述べられます。

 世間に溢れる様々なものが、どうやってできているかを知るのは面白いですよね。最近流行りの「工場見学」も、ビールやお菓子のおまけもさることながら、作られる過程をみるのはとっても楽しいものです。


 当店でも様々な商品を「実演・販売」そして、店内からは「小さな工場見学」もできますよ。ぜひ一度ご来店ください。


   


  明日は定休日でお休みです。今月もありがとうございました。
  


Posted by 御菓子処 不老軒石垣     別府市石垣西7-4-25 ℡0977(26)6116      営業時間 午前9時~午後7時 定休日 毎週木曜日 at 11:48Comments(0)

2017年11月28日

クリスマス京菓子「花水木」


本日の朝も、寒さが緩んだので、久しぶりに店前にグリーンをだして、水やりをしました。背が高くなったブーゲンビリアはクリスマス・ツリー仕立てに色々飾りを付けていますが、来店のお客様から、「もうクリスマス飾りね」と声をお掛けいただきました。

 季節のお便り、伝わったようです。


 その「クリスマス京菓子」を今日もひとつご紹介します。

 関西にある問屋さん数社から京菓子や袋菓子を仕入れていますが、こちらは京都にある問屋さんの女性社員さんが季節ごとに組み合わせている「花水木」というシリーズです。


 今回はクリスマス・ヴァージョンでサンタの種物や半生菓子のベル、金平糖などが可愛くセットされていて、思わず目を引きました。


 やはりこのような商品は若い女性の心を奪うようで、本来ならば知人への進物を買うために来店されたのに、「これ、カワイー、これ、可愛い!!」と連発することに忙しく、なかなか進物がきまりませんでした。「花水木」の購入は即決だったんですよ。


 週末に向かって、気温もぐっと下がるとの予想です。11月もあと数日、本格的なクリスマスの訪れももうすぐです。


     
  


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2017年11月27日

何を作る材料でしょうか?

寒さが緩んだ月曜日の朝の別府です。店前の八重桜の木の葉がオレンジ色に色づいていて、落ち葉が綺麗です。(お掃除は大変ですが)


 「何を作るでしょうか?」シリーズです。 この材料で何ができあがるでしょうか?


 黒糖・寒天・砂糖・水飴・・・・そう、黒砂糖の羊羹「黒天糖(こくてんとう)」を作ります。練り上げて、練り上げて、火傷しないように、丁寧に糖度を上げていきます。


 それほど珍しい話でもなくなりましたが、最近は黒糖羊羹をお酒のアテに召し上がるかたも増えているようです。


 甘いものが苦手の「辛党」の方に、こっそり差し出してみてはいかがですか?結構、乙なおつまみになりますよ。


 



  


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2017年11月26日

秋どら 終売 ありがとうございました


  寒さはそれほどでもないのですが、曇りで真っ暗な日曜日の朝、ちょっと寒々しさを感じます。


 今年の新製品でした「秋どら」が、昨日無事販売を終了いたしました。お買い求めのお客様、ありがとうございました。
 
 はじめて「芋あん」を使った不老どらでしたが、概ね好評だったようで嬉しく思ってます。

 来週からは「クリスマスどら」が登場予定ですので、またご紹介させてください。



 土日は赤飯のご予約をいただくことが多いのですが、今日も早朝より赤飯の準備でした。お目出度いことのお手伝いができるということは、本当に幸せなことです。


 今週で11月も終わり、12月になると、クリスマスに加えて、迎春商品も大量に入荷します。たくさんの「お目出度い」ことに囲まれて、パワーをもらえますように。


   



   


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2017年11月25日

クリスマス・ほうずい


  風も凪いで、過ごしやすい週末の土曜日、世間の「ブラック・フライデー・セール」の嵐に、商魂の逞しさを感じている、静かな和菓子店。


 そんな小さな店にも、クリスマスツリーの飾りが登場して、関連した京菓子が売れ始めました。


 最初、お客様方は「もう、クリスマス!早いわねぇ~」とお話しつつ、早々に売れ切れるのをご存知の常連のお客様は、早速、ひとつふたつご購入いただいています。ありがとうございます。

 今日ご紹介するこの「ほうずい」も、既に段々と残りの数が少なくなっています。


 「ほうずい」というのは、和風マシュマロとも呼ばれる卵白と寒天でできたふわっとしたお菓子です。ゼラチンを使うマシュマロほど柔らかくはなく、しっかりした食感が残っています。


 クリスマス・モチーフを転写して、可愛く仕上がっている半生菓子のひとつ、ちょっとした贈り物に、ツリーにぶら下げるオーナメントとしてなど、色々な使い方ができそうです。


   

   


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2017年11月24日

店名ロゴ


陽が射してきましたが、冷たい雨が少し降っていて、店から見える鶴見山はきっと霙模様なのか、黒い雲に隠れて見えなくなってます。


 先日ご来店されたお客様のお話しをひとつ。

 「おたくのお菓子を持っていったら、先方さんがその包装紙を気に入って、その紙をいろんなものに利用しているのよ。」と伺いました。


 当店の包装紙には、店名「不老軒」が落款に使われる篆書体で記されてあり、亡くなった父が自らデザインした物で、色は違いますが、上人店も同じデザインを使っています。


 当店のロゴとして、包装紙のみならず、紙袋や名刺などいろいろなところで用いていますし、暖簾にも使っています。


 ただ、「おたくのお店、なんという名前ですか?」とも良く聞かれて、どうも読みづらい文字のようですが、とても大切にしているデザインなのです。


   
      紙袋 二種


  


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2017年11月23日

定休日返上で営業中


 本日の木曜日は祝日のため、普通どおり営業中です。「勤労」できることを「感謝」して、いまから不老どらの製造に入ります。


 先日ご来店のお客様が、恐る恐る、「熨斗を付けていただけますかぁ?包装していただけますかぁ?袋はありますかぁ?」とお尋ねになりました。
 
 大きなデパートでなくとも、大抵の町の和菓子屋さんでは、上記のような準備ができると思います。


 商品についても、各種詰め合わせを自由にすることができますし、ご予算にあわせてご用意できます。


 店にとっては当たり前のことでも、ご説明が足りなかったと反省しました。


 もう一つ、地方発送もお店からしていますので、なんなりとご相談ください。


    

  


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2017年11月22日

明日は営業します


 そぼ降る雨の朝の別府です。今日は二十四節気の「小雪」、雨が凍って、雪となる日らしいので、暦も現実も段々と寒を運ぶ日々ですね。


 昨日こちらに登場した黒豆とバターを使って製造した「唐芋さんど」、その先をご紹介しましょう。


 鳴門金時芋を使った生地を二枚焼きますが、一枚には黒豆を全面に、まんべんなく散りばめます。焼いている間の香りは、本当にいい匂いがしますよ。

 この焼き上がり二枚の間に、羊羹あんを広げて重ねるのですが、そこがちょっと大変で、生地が割れやすく難しい作業となります。


 こうして、重ねて生地が落ち着いてから、ひとつひとつカットして、店頭に並びます。どっしり重たいお菓子ですが、そんな重厚感がお好きな方にはおすすめです。

 
 明日は11月23日(木)は、本来ならば定休日なのですが、祝日のため、開店しています。何かございましたら、ご来店ください。


   

   


  


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2017年11月21日

製造開始


おはようございます。少し寒さも緩んだ今朝、久しぶりに店前のグリーンにシャワー放射をしました。秋バラは満開なので美しいのですが、そろそろハイビスカスさんを屋内にいれなければと思っているところです。



 そんな今日はこれを使って、製造します。さて、何を作るんでしょうか?

 黒豆に、バター。。。。。、そう「唐芋さんど」を作ります。黒豆は滋賀県産近江大粒黒豆を使いますが、少し歯ごたえも残って、これだけ食べても美味しく煮あがっている豆です。


 数日前、このお菓子のポップの「宣伝できないけど、おすすめしたい」という文言を目にしたお客様から、「どうしてですか?」と質問されました。


 熱狂的ファンがいることや量産できないことをご説明し、「ただ、好き嫌いが分かれます」と正直にお話しすると、「一度買ってみます」とご購入いただきました。

 さて、どういう感想だったんでしょうか?気になります。



    

    (個人的には、数年前まで作っていた丹波篠山産飛切の黒豆が食べたい!美味しかったんです。)





  


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2017年11月20日

抹茶かすていら


昨年に比べて、数日間も早いという寒波到来、工場はコンクリートの床なので、足元からシンシン寒さを感じます。


 それでも、オーブンに火が入っていると暖かい工場内、昨日は「抹茶かすていら」を焼く温度と香りでほっこりしました。


 このかすていらですが、ちょうど高さが三分の二あたりのところに「筋」が入っているのがわかりますか?これは、生地本来の高さが下から三分の二で、その上の三分の一は、膨れた部分になるそうです。


 でも、それがわかるのは、枠の部分のみなので、カットしてしまうとわかりません。


 卵・砂糖・粉・蜂蜜と、いたってシンプルな材料で作り上げるかすていら。色粉でない、抹茶の色と香りが特徴の一品、プレーン・タイプと共に、お茶うけに人気です。


     
  


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